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2004/06/29

表意文字ってすばらしい

国内線は左右3席ずつの2列、というローカル風味たっぷりの
小型機だった。日本だったらJAS線だ。
そして座席も模様入りのクロスなどではなく、
これまた路線バスふうのビニールクロスだ。短パンなんかを穿いていたら
ぴったりくっついて気持ち悪いところだが、ここにそんな人はいない。

座席を見つけて座ろうとしたら、そこにおばちゃんがいた。
一見して東アジア人、でも身なりなどからして日本人ではない。
こちらの切符を見せたところ、向こうも切符を見せてくれた。
われわれは通路側で、彼女は窓側だ。
しかしそこには西欧人のおっさんが座って寝ていた。
「あのお、そこ彼女の席なんですが」
「おお、これはすいませんね」
おっさんはあっさりよけてくれ、おばちゃんは大変喜んでペラペラ
しゃべりだした。同胞と思ったようだ。で、ワレワレが困っているのを
不思議そうに見る。
「えーと、どちらから来たのですか?ワレワレは日本人です」(英語)
おばちゃんは英語はわからないらしい。ポケットから紙を取り出した。
そこには英語と、その訳と思われる中国語が書いてあった。
「わたしは中国から来ました」
「わたしはエジンバラに住む息子に会いに来ました」
は~、中国のおばちゃんでしたか(わたしは中国語とハングルの区別がつかない)。
ならば、ということでペンを取り出して筆談してみた。
もちろん中国語なんか知らないので適当に漢字をならべる。
「我 来 日本」「お~」
通じたらしい。
その後、あやしげな筆談で、彼女は北京から来たこと、
息子さんがエジンバラの芸術大学?で建築学の研究生をやっていること、
彼女は日本にも来たことがある、などがわかった。
彼女はまるで英語がわからず、乗務員の兄ちゃんが
「飲み物はお茶にしますかコーヒーにしますか」
とか聞いてるのもわからないようだったので、代わりに取り次いでやったり
などしたら大いに喜ばれ、飛行機が揺れて飲み物がこぼれたら
すかさず(これがかなりすばやい)ナプキンを取り出して拭いてくれたり、
おばちゃんぽく好意を示してくれた。

エジンバラの空港では、到着の最前線で彼女の息子とその友人が
待ち構えていた。おばちゃんから事情を聞いた息子さんが、大声でワレワレに
「謝謝!!」と叫んだ。
さんきゅーってゆってくれよ。

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コメント

いやあ、漢字って便利ですよね。
でも韓国で便利だと思ったのはやっぱり英語でした。
ハングル表記ではまだわからなすぎて理解できず。
韓国ではハングルばかりが広まってしまい、今は漢字をかける人が少なくなってきているのだとか。
そういわれてみると、漢字の看板は非常に少なかったです。漢字よりは英語の方がおおかったな・・。

投稿: はなぼう | 2004/07/01 16:16

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