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2004/06/29

駿ふう

さて、2日目。この日と次の日は、それぞれ事前に申し込んでおいた
日帰りバスツアーに参加する。
それぞれ大変すばらしい眺めで、日本にはないカレドニア山系の
なだらかな山容とそこに広がるヒースの荒野だとか、
ネス湖のほとりのアーカート城はじめ点在する古い石造りの城だとか、
いろいろなものを見たのだが、このblogではそういう
感動してアタリマエのことはあまり書かない方針なので、
このへんにしておく。
(希望する方には写真とビデオと現地購入ガイド本を用意しております)

で、代わりに何を書くかというと、エジンバラの町並みについてだ。
もちろん、中世から続くエジンバラの石造りの町並みについて、
どんなガイドブックにも載っているようなことを書いても
つまらないだろう。

エジンバラの中心部の町並みを見てわたしが思ったこと、それは
「宮崎駿(のアニメ)だ~」
であった。
エジンバラの町は深い谷を間に新市街と旧市街があり、新市街の側は
裏がすぐ海につながっていたりして、とにかく平らなところがあまりない。

そんな町の、新市街側から旧市街のほうをみると、
3~4階建て(例の半地下形式だ)の石でできた建物がいくつもいくつもいくつも
連なっていて、間には道路も見えず緑もない。
そのさまは、宮崎駿のアニメに出てくる都市の描写そのものだ。
たとえば「天空の城ラピュタ」の冒頭、主人公がかけぬけていく
谷から何層にもわたって聳え立つ建物でできた町並み。そして、その端っこ、
むき出しの岩盤の上にこれもまた幾重にも渡って増改築を重ねられてきた
エジンバラ城がある。

わたしは、格別宮崎駿アニメのファンというわけではないので、
彼が何にインスピレーションを得てあのような町並みを繰り返し
描いているのかはわからない。
もしかしたらエジンバラに限らず、ヨーロッパにはこのような町が
たくさんあるのかもしれない。

だがなんとなく、石でできた町並みは、宮崎駿アニメが描く都市の
重苦しさに似ているように思われた。
あの石造りの町(当然道路も石畳だ)の圧倒的な「伝統の重み」は、
旅人として訪れると感動的だが、その地に住み新しい何かを求める人々、
簡単に言えば反抗期の若者とかそういう人にはちょっとツラいんじゃないか。
多少逆らってもビクともしない街・・・。

そんなところからブリティッシュロックの話などにつなげると
また陳腐になりそうなので、このへんでやめておく。

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