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2004/08/31

<夫婦心中>「ずっと一緒にいたかった」77歳と76歳

Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞

ものすごく悲しいニュースだ。
二人暮しの老夫婦、夫が体が不自由で妻も持病で世話がムリになり、要介護度から夫だけが老人ホームに入所。夫の一時帰宅時に、心中。発見したのは同じ区内で別居していた息子。区のコメント「希望してもホームに入所できない人はたくさんいる」・・・

話はぜんぜんひとごとではない。

実家では、60歳を過ぎた両親が、90過ぎの祖母を抱えて、商店をしている。祖母はぼけているが、身のまわりのことは自分でもできるので、老人保健施設にいる。しかしどこの施設もいっぱいで、入るには結構コネを使ったらしい。
祖父は、急にやせて体がままならなくなったので家をバリアフリーにする工事中に倒れ、2ヶ月ばかり入院したところで亡くなった。「あれ以上世話を続けたら、わたしも倒れたかもしれない」と母が言った。

自営業なので、商売ができなくなったら両親にはわずかな国民年金しか収入がなくなる。
わたしと弟の教育費にこれまで収入をつぎ込んだので、貯金は葬式代くらいしかない。
そしてわたしと弟はふたりとも、東京で大して高給でないサラリーマンをしている。

祖父の葬式の日、弟と話した。
弟は「やはり自分は地元に帰るほうがよさそうだ」と言った。
埼玉に実家のある人と結婚してしまったわたしは帰るわけにいかない。けれど、夫の両親も含め、親はいつか老いること、そして誰かが老いた親の面倒をみなければならないことは、よくわかっている。

そしてこのニュースを読んで、もっと先--自分と相方が老いたとき--のことも考えなければならないのだと、気づいた。大して社交的ではないわれわれ二人が、ニュースの老夫婦のような最期を迎える可能性は低くはないのだ。

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