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2004/11/26

はっぷん

会社の人が書いた文章の校正をしていたところ、「キャリアデザインには二つの潮流がある」という話が出てきた。

(1)キャリアアンカー論
ゴールとそこへの道順や手段を明確にするやりかた
(2)プランド・ハップンスタンス論
日常で出会うさまざまな出来事を受け入れて能動的に対処するやりかた

少し前までは(1)が主流だったとのこと。実際、社内のキャリア相談系のひとたちの多くが、相談者に対してそう語り、相談者の側もそれでスッキリして迷わず次の仕事をみつけているようだ。

で、自分も似たようなことをやるべしと思い、何度も考えてみたのだが、どうもうまくいかなかった。

都度都度、「わたしはこんなことをやってみたい」とか設定してみるのだが、その「やってみたい」が抽象的だったりするのだ。「地域経済を活性化したいです」みたいな。その上今やっていることとどうつながるのかさっぱりわからない。

そこで今回(2)を見て、ハタとヒザを打った。あまりにも、これまでのわたしの経歴にぴったりだったので。

高校生の頃から現在に至るまで、わたしの人生は「やってみよう」「やってみたらこれも面白そうな気がした」「ではやってみよう」の繰り返しで、インクの沁みが広がるような、マインスイーパで安全なところにハタを立てていくような感じだった。いうなれば、一直線に突き進むというよりは、だんだん身のまわりを同心円状に耕していって世界がひろがる、みたいな。

なんだ、それもアリなんじゃん。

というわけで、これからわたしはゴールがどうのとか考えることはやめ、「今日よりいい仕事をできるように」「もっと面白い仕事をできるように」努力することにいたします。

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2004/11/22

おすすめ

同音異字は日本語にはいくらもあるが、同音なだけでなく字義も似ている場合、かなり悩む。
そこで「用事用語ブック」などを購入して備えているわけだが、それでもまだわからないときがある。

「おすすめ」は、「お勧め」か「お薦め」か。

現在かかわっているサイトではやたらよく使われる用語であるので、そのたびに気になり、本を見るのだが釈然としない。
そこで、国語辞典(goo辞書で使える「大辞林 第二版」)を見てみた

すす・める 0 【勧める/▽奨める/薦める】
(動マ下一)[文]マ下二 すす・む
〔「進める」と同源〕
(1)相手にあることをするように働きかける。《勧・奨》
「参加を―・める」「読めと―・める」「なほおぼし立てなど、絶えず―・め給ふ/源氏(行幸)」
(2)相手に物を差し出して、その飲食や利用を促す。《勧・奨》
「食事を―・める」「座ぶとんを―・める」
(3)人・物などのよい点をのべて、採用を相手に促す。推薦する。《薦》
「候補者として―・める」
(以下略)

ということは、よい悪いに関わらず「ぜひやれ」と言うのが「勧める」で、「これは良いからやれ」と言うのが「薦める」なんだろうか。

前よりはややクリアになった気がしたが、では「おすすめ」はどちらなのかというとやっぱりよくわからない。

結局、「おすすめ」をどういう意味で使っているのかということ自体が曖昧だからなんだろう。便利なコトバというのは、要するに曖昧なコトバだ。


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