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2005/03/14

年収1000万円の恋愛?

港区赤坂四畳半社長:冬の長岡

愛読している「港区赤坂四畳半社長」様のブログについに絡めそうな機会がやってきたのでトラックバック。
いつも高い志と知性が感じられて、会ったこともないのに深く尊敬している方なのだが、ときどき「理系の男はなぜもてないのか」とか、理系(の男)ラヴなわたしを強く揺さぶる記事が上がっていて、絡もうとしてしそこねていた。しかしこんどこそ絡むぞ。

清水社長様はおじいさまが倒れたのを機に、高齢化問題そして少子化問題についてお考えになり、「少子化対策とは、要するに恋愛対策でもあるのではないかと思います」という結論になったようです。

清水様によると、「たいていの女性というのは最初から結婚願望があるのです。しかし、なぜ生涯独身率が増えているのかと言うと、この結婚願望が年々高望みになっていくからです」とのこと。

なんと、清水様の周りには、「やっぱり結婚するなら少なくとも年収1000万円以上の人がいい」という女性が異様に多いのだそうです。

がーん。やはり社長を業とするような方の周りにいる女性は、われわれのようなシモジモの女とは違うようです。
わたしの周りには30前後の独身女(男もだが)がものすごいいっぱいいますが、結婚相手に年収1000万円を求めている人はひとりもいません。
どの女もみな自分を食べさせるくらいの稼ぎはふつうにありますし、逆に年収が1000万円に達するような男はものすごく多忙で、奥さんが専業主婦にならないと家庭が成立しないような人が多いことを知っているのです。

以前書いたことがあるけど、「お金」って言ってる人は、たぶんそれは本当の理由じゃないと思いますよ。

さて、わたし自身は結婚なんざどうでもいいから子供を心配せずバンバン生める・育てられるしくみができればいいと思っていますが(つまり婚外子も差別せず奨励するってこと)、とりあえず現在の日本では子供を生む前提としてかならず結婚がありそして結婚の前提としてかならず恋愛があるようですので、独身男女と恋愛について分類すると、以下のようになるかと思います。

1.結婚してないけど恋愛はしている
2.結婚してなくて恋愛したい、けど今相手がいない
3.結婚してない、そして正直恋愛もわりとどうでもいい

1.についてはそのうち結婚するという人もあれば事実婚も不倫もあるでしょうが、まあ生物学的には「いつでも子供を作れる状態」です。
2.はあきらめずがんばれば相手は見つかります。「恋愛」を「さびしくない状態」とか「自分の言うなりになる異性がいる状態」と勘違いしてなければ。先日の、40代(49歳だった)で結婚した教授とかはそういう例だと思います。

で、トシをとるにつれて3.が増えます。だいたい世間体(?)のためかみんな2.を装うんだけど、よく聞いてみると趣味の世界に没頭したり、動物を飼っていたり、家族とうんと仲良しだったりして、異性とのやり取りなんかなくても楽しく暮らしています。

そういう人に、「恋愛っていいぜ」とか言っても、あんまし響かないと思うんですよね。

じゃあどうすんのか、っていろいろ考えていたら、わたし程度が思いつくようなことはすでに次のエントリで清水様が提案されてました。

あら?絡みきれなかったわ…今度こそっ。

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2005/03/11

40代はスゴイ

極東ブログ: [書評]日本人とユダヤ人(イザヤ・ベンダサン/山本七平) Part 2

「日本人とユダヤ人」は読んだことがない。これを読む前になぜか家にあった「にせユダヤ人と日本人」を読んでしまい、なんだか読まないほうがいい本らしいと中学生のわたしは思って、そのままになっていた。

そのあと大学の中東政治のゼミで先生がこの本を取り上げた。しかしその回のゼミを私はサボったので、先生のコメントを知らない。

ので、finalventさんの今回の文章にトラックバックする資格なんてまったくないんだけど、大変心に動くものがあったのでやっぱりすることにした。

ものすごくためになった、自分はまだまだ勉強が足らず考えも足りない、と深く反省させられるブログがfinalventさんのブログを筆頭にいくつかあるが、その多くは執筆者が40代の方々だ。

なぜかなと思ったが、それは世代論なんかではなくて、単に32歳の自分がやっと、40代の人のすごさを感じられるようになったんだと思う。

今在籍している会社には40代の人がほとんどいない(いるんだけど、特定の部署に固まっている)。前の会社には結構いたが、そのころ20代のペーペーだったわたしは、その人たちに甘えるばかりで、謙虚に学ぶことができなかった。

最近たまに仕事でも40代または「もうすぐ40代」の人とからむことがあるが、やりとりをしていて男女問わず、「こういう人が組織にいると締まるなあ」と思う。

ベンチャー企業なんだし、ないものねだりをしてもしょうがいないんだけど、やっぱりいろんな年代の人がいる状態って結構いいんじゃないかと思う。


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2005/03/09

折檻折檻折檻

一日一喝 | 入試制度など実はどうでもいいのではないかの段

将来浦和にある相方の実家で相方の両親と同居し、子供などもできて都心に通勤するのがかったるくなったらプチリタイアしてお気軽コミュニティカレッジとして軽自動車で通おうと目をつけている「埼玉大学」の助教授様のブログ。「ミクロ経済学、流通経済論などを担当」とのことで、少し前のエントリである「むかしのおかしのはなし」などもものすごく面白いんだけど、今回の”普通の文章ではあまりに迷惑をばら撒くような場合に出てくる”「殿と猿の会話」も、「地方の旧帝大が教養部を改組して作っちゃった怪しい研究科」の卒業生である自分なんかにはけっこう面白い。

わたしらはあくまで学生で、しかも他の「伝統ある」研究科と違ってほとんどが他の大学で学士号取った後で入ってきた「歴史あるわが大学」への愛などもないヤツラだったのだが、「この研究科、この先どーすんだろーねえ」という会話は、在学中に結構話題になっていた。なぜなら研究科がはじまってすでに数年で入学希望者が減少していたからだ。論文の引用数が世界一だとかいう理系学部に比べてあきらかにしょぼい文系学部がオマケのように存在する大学そのものに大した思い入れはないが、やっぱり研究室に毎年それなりの数の院生が入ってこないと演習も盛り上がらない。

それでも国内に同様の研究分野を掲げる研究科が少ないわが講座にはそこそこ毎年希望者があったが、国内どころか学内(つまり「伝統ある」文系学部様)に似たような講座のある他の講座は悲惨そのものだった。

しかし大学側が何かやっているようには見えなかった。
所属していた講座の教授連は、まあもともと国内に研究者が少ししかいない分野でもあるので、あちこち顔を出して「その分野をやりたいなら××大学へいきなさい」と他の大学の教授に言ってもらえる仕組みを作っていたようだったが、ようするにそれってコネオンリーだよなあ。

で、わたしは講座で初めて民間企業への就職を決意したヤツだったのだが、同じ院生でも教授推薦で華麗に「一流大企業」へ就職を決めていく理系の人々(塾の講師仲間だったりするが)とは対照的に、われわれ(わたしと他の講座の民間就職組)はゴーレムに素手で立ち向かうような間抜けな就職活動をしていた。わたしも、数年前私立大学に在学中はバカにしていた「就職戦線異状なし」みたいなことをやるしかなかった。日本になじみのない国のちょっと前の経営史などという「何の役にも立たない研究」をし、トシだけ取っていたわたしには、一般企業の間口はあきらかに狭くなっていた。

ま、結局就職できたし、修士課程の3年間(留年したのだ)がなければ本当に学問的なものの考え方や手続きを学ぶこともなく、そしたら今の仕事など到底できなかったような気もするし、何よりも「数年後また金を払って研究する暮らしがしたい」と思っているのだから、結局おっけーだったということか。

在学中すでに40代だった助教授がついに結婚するというので土曜日はお祝いにいくのだ。先生、おめでとう!

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2005/03/06

ごーるでん・えいと・てぃーちゃー

まだ英会話の話の続きだ。

先生「テレビ番組で一番好きなのは何ですか」
わたし「…(テレビほとんど見ねーよ)えーと、NHKでやってる『そのとき歴史が動いた』です。日本や世界の歴史に関する番組です」
先生「ほー」
関心なさそうである。
わたし「先生が良く見るテレビ番組は何ですか」
先生「CNNのニュースと…、あとABCテレビ。日本の番組で一番好きなのは、『金八先生』です」

なにー。よりによって『金八』かい。

先生「あれ、面白いよね。毎週見てますよ」

まじか。

わたし「そ、そうですか。あれは大変人気のある番組です。わたし見てませんけど。わたしの友人の多くも見ています(2人だけど)」

がっつ、国際交流。

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ニッポンでもっとも重要な人物

毎週土曜日は英会話に通っている。
毎週、ワンテーマについて先生がタネ本を元に質問してきて会話をするということをやっているのだが、本日のテーマはエンタメのようであった。

先生「あなたはどんな雑誌を読んでいますか」
わたし「えーと、毎月購読しているのは『日経サイエンス』です。これはアメリカで発行されている『サイエンティフィック・アメリカン』の日本版で…知ってます?」
先生「いや…他には?」
わたし「はい、『ナショナル・ジオグラフィック日本版』です」
明日着る服が思いつかないときのために『ドマーニ』も読んでます、とか、相方が買ってくる『モーニング』と『サンデー』と『マガジン』と『ヤングアニマル』も読んでますが最近『ララ』は買ってないですねえ、とかは言わない。

しかし今日もっとも答えに窮したのはこの質問だ。
先生「あなたは日本で最も重要な人物は誰だと思いますか」
わたし「えー?」
そんなもん、日本語で話すのだって難しい。
わたし「えー、政治で一番、とか経済で一番、とかだったら言えるのですが…(精神的支柱はおそらく天皇家でしょう、とか言ったら説明がめんどくせー)…日本にはアメリカの大統領に当たるような人物はいないのです」

先生はちょっと質問を変えた。
先生「では歴史上最も重要な人物は誰だと思いますか」
わたし「え?」
やっぱ聖徳太子か。十七条憲法だし。10人の話を聞き分けるし。1万円札だし。いや、もう1万円札にはいないぞ。っつうか、こんな脊髄反射的な回答では説明にならん。いや、ほんとは脊髄反射で出てくるところが聖徳太子が真に偉大な人であるゆえんのはずだが。
わたし「えー、誰が最も重要かわたしにはわかりませんが、もっとも興味深い人物は、徳川慶喜だと思います。彼は徳川幕府の最後の将軍で、自分の引退を自分で決意したのです」
先生「あー。そのときペリーが来て開国したんでしたね」
わたし「いや、開国したのは彼が将軍になる前のことです。開国によって(ほんとはそれだけじゃないけど)日本は当時さまざまな分野で大いに混乱しており…」
先生「ああ、開国で産業がぐちゃぐちゃに…」
わたし「(だから、開国だけじゃねえって言ってるだろ)産業も、経済も、政治も乱れていたのです。彼は古い政治システムを破壊することが必要と考え、そのため自ら引退しました。世界の王、帝、政治家で国のために自ら引退を決意し、実行した人物はほとんどいません。それでわたしは彼を偉大な人物であると思います」
まーこのへんは昔モックンがやってた大河ドラマの受け売りだ。ほんとは地位に恋々としがみついていたのかも知れんが。

ガッツ、国際交流。先生は日本国籍も持っている日系アメリカ人だけどな。

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