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2005/04/08

桜に対する思い入れについて

リンク: おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい:桜咲く(サクラサク)公園で・・.

おととい、相方が珍しく早く帰宅したので、バイクで夜桜見物に出かけた。立会川近くの公園の桜を見て、それから千鳥が淵を通って靖国神社と上野公園に。通りがかった学校にはどこでも桜が咲いていた。

千鳥が淵には戦没者墓苑がある。靖国神社は戊辰戦争以降の戦没者を祀る神社で、上野公園はその戊辰戦争の激戦地だ。

東京の学校に必ず桜があるのは、やっぱり卒業式とか入学式とかに桜がないとサマにならんということか。

そうして人の大量死に関係するところにも桜が咲いている。

やっぱり人の出会いと別れにかかわる花は、椿や菫じゃだめで、桜じゃないといかんのかなあ。

と、酒とゲロの臭いにまみれて歩きつつ、そのようなことに想いをいたし、坂口安吾を今頃購入したりしておったのですが、今日になって調べてみると、東京大空襲や関東大震災で死んだ人を慰霊する横網町公園は特に桜の名所というわけではないらしい。ありゃ?戦争に行った人より何倍もたくさん人が死んだはずだが。

仮説崩壊しました。

ちなみに北海道にも桜の名所はあるけど、咲くのが5月の連休明けなので、思い入れのしようがない。無心に「きれーだ」と思うだけ。

いや、花に思い入れなんかしないほうがいいんだろうな。

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2005/04/06

労働組合ってあったほうがいい。

[R30]: 労働組合のマーケティング

会社を退職して(っつうか今有給消化中なわけだけど)、2日ばかり主婦をやり、そろそろ飽きてきたのでこれからちょっとずつ復帰。

労働組合のことっていちど書いてみようと思っていたんだけど、有名なブロガーのR30さんが大変まともなことを書いていて、なんか「激しく同意」って書いたら終わってしまいそうな感じなんだけど、がんばってみる。

前の会社(まだ社員だが)は人材サービスの会社だが、人材業界というのは、先日残業代をたくさん払わされることになった会社があることでもわかるように、正社員の労務管理もいいかげんな会社ばかりだ。給与水準も別に高くない(中小メーカーくらいか)し、労働流動性はきわめて高い。ま、労働流動性が高いので「この会社、やばくね?」と思ったら転職すればよいともいえる。そんなふうに人材業界の中でぐるぐる廻っている人はいっぱいいる。

さてこの業界、歴史が新しいこともあり、労働組合がある会社がない(ひとつもないかどうかは知らない)。前の会社にもない。
経営者にとっては労組はとにかくうざいらしく、以前誰かが「労働組合作ります」と言ったら、次の月から全員の基本給が上がったというほんとかどうかわからん伝説もある。

最近前の会社では新しい人事制度を導入した。社内には人事コンサルティングの部署もあるので、制度を作るのはお手の物、というわけだ。
制度を作った部門からまず管理職に説明があって、そのあと管理職からわれわれヒラに説明がある。質疑応答とかもあったのだが、そこで「労組のない会社の社員はつれーな」と思った。

会社からの説明では、社員にとってどうメリットがあるのか、だとか「実質的にこれまでと変わりません」だとか、社員を動揺させないためのコメントがたくさんある。新しい制度を導入するに当たっての本当の意図って何だ?とか、そういうことは語られない。でも非公式な形で「ぜったいに労基署につっこまれない仕組みらしーよ」とかいう話が伝わってくる。
当然、社員はよくわからないまま、なんとなく疑心アンギになる。

私も乏しい人事知識も動員していろいろ考えて、前の制度に存在した矛盾点が解消されてないがどーすんだ?とか聞いてみたけど、「会社としてはこれでもがんばりました。ご理解いただきたい」みたいな回答が返ってきただけだ。

あー、ここで社員の利益のために戦う(別にストライキするんじゃなくて、矛盾点を指摘してまっとうな回答を引き出すってこと)組織はねーのかよ。社員として新しい制度から最大のメリットを得る働き方を提案する組織はねーのかよ。

会社には正社員もフルタイム契約社員もパートもいる。彼らそれぞれが納得して仕事ができる仕組みを作るために、常に会社の側からの提案だけでいいのか?

会社がきちんともうけているかどうかをチェックするために、株主からの監視っていうのがあるわけだけど、社員がきちんと働けているかをチェックする仕組みもあったほうがいいんじゃないのか?

周りの人には「会社と社員はパートナーだから、社員の側も会社のやろうとしていることを理解する(容認するというイミではない)努力が必要だよ」なーんて言ってみたけど、みんな本来の仕事が忙しいのに、個人ベースでやってらんねーよな。

結局私はめんどくさくなってそれ以上会社を追求するのはやめて、さらに会社そのものをやめることにしてしまったので、もう前の会社に何か言う資格はないが、次の会社に行ってもそのあたりを考えることはあきらめないようにしようと思う。また労組のない会社だし。

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